6/4 21:28に2683gの女の子を出産しました。
正期産に入ってから徐々に血圧が上がり、予定日翌日に妊娠高血圧腎症で大学病院に緊急入院しました。プロウペスを使用して子宮口を柔らかくし、また、血圧上昇を抑えるために無痛分娩での出産になるとのことでした。
その日の夜に破水、子宮口2cmから2分後には全開に。赤ちゃんの心拍が下がったこと、陣痛間隔がないこと、痛みが強過ぎること(おそらくプロウペスによる過強陣痛が起こっていた)から、超緊急帝王切開グレードAでの出産でした。
赤ちゃんは呼吸をしておらず、重症新生児仮死、中等度低酸素性虚血脳症の診断。すぐにNICUに入って低体温療法を受けました。幸いにも治療は順調に進み、MRIでも脳の損傷は見られず、先日無事に退院できました。
おそらく、予定していた病院であれば、大学病院に搬送してからの処置になったので、脳へ酸素が届かない状態が長引き、赤ちゃんには何らかの障害が残っていたと思います。また、グレードAの帝王切開は大学病院でさえ年に2回あるかないかの緊急手術で、私自身も無事ではなかったかもしれません。
妊娠、出産は本当に命懸けだと思い知らされました。今、娘が元気に過ごしてくれていることに日々感謝しながら生活しています。
これから出産される方々が、母子共に健康であることを心から願っています。